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親知らずの抜歯後の運動・飲酒はいつからできる?

2025-04-08

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
親知らずの抜歯後、「運動はしてもいいの?」「お酒はいつから飲める?」といった疑問を持つ患者さんは多くいらっしゃいます。今回は、親知らずの抜歯後に気をつけたい運動や飲酒について、歯科の専門的な視点から解説します。

親知らずの抜歯後の経過について

親知らずの抜歯は、通常の虫歯治療とは異なり、外科的な処置が必要になることが多いため、術後の過ごし方がとても重要です。特に抜歯直後は、出血や腫れ、痛みが出やすく、患者さんごとに回復のスピードも異なります。

抜歯当日は、麻酔が切れてから痛みが出ることがありますが、これは自然な反応です。痛み止めを処方されている場合は、指示通りに服用しましょう。また、抜歯した部位には血餅(けっぺい)と呼ばれる血のかたまりができ、これが傷口を守る役割を果たします。この血餅が取れてしまうと、ドライソケットという強い痛みを伴う状態になることがあるため、注意が必要です。

術後1〜3日は腫れや違和感が出やすい時期で、なるべく安静にして過ごすことが大切です。抜歯後1週間ほどで歯茎の腫れは落ち着き、傷口も徐々にふさがってきます。ただし、完全に治癒するには数週間から1か月ほどかかるため、無理な行動は控えましょう。

運動や飲酒ができるまでの期間

運動について
親知らずを抜いた当日と翌日は、激しい運動は避けてください。運動によって血圧が上がると、抜歯した部位から再出血するおそれがあります。ウォーキング程度の軽い運動も、最低でも24時間は控えた方が安全です。

一般的には、抜歯後2〜3日を過ぎて痛みや腫れが落ち着いていれば、軽い運動から再開しても構いません。ただし、無理に身体を動かして再度症状が悪化した場合には、すぐに運動を中止し、歯医者に相談してください。

また、抜歯が難しいケース(例えば骨を削ったり、歯を分割したりする処置があった場合)では、体への負担も大きくなるため、1週間程度は安静に過ごすことが望ましいです。特に松戸周辺では、仕事帰りや運動後に歯科を受診される方も多いですが、抜歯直後だけは無理せず休養を優先しましょう。

飲酒について
飲酒も運動と同様に、血流を促進させてしまうため、抜歯後の24時間は絶対に控えてください。アルコールは血管を拡張させる作用があるため、出血が再発するリスクが高まります。また、飲酒によって痛み止めや抗生物質の効果が弱くなったり、副作用が出たりする可能性もあります。

基本的には、抜歯後2〜3日は禁酒を心がけ、腫れや痛みが落ち着いてから少量ずつ再開するのが安全です。抜歯後の経過が順調でも、医師の指示がある場合はそれに従いましょう。特に飲み会などで大量に飲酒することは避けてください。

歯科治療を行ううえで、患者さんの自己判断による行動は思わぬトラブルにつながることもあります。運動や飲酒を再開するタイミングについて不安がある場合は、必ず歯科医院で確認してください。

まとめ

親知らずの抜歯後は、出血や腫れ、痛みを避けるためにも、適切な安静が重要です。運動や飲酒は、抜歯後すぐには避け、少なくとも2〜3日は控えましょう。治癒の状態に応じて再開時期を見極めることが大切です。松戸で歯科治療をお考えの方は、ぜひ一度歯医者にご相談ください。

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