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インプラントとは?歯科医がわかりやすく解説

2025-09-21

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
歯を失った時の治療方法には入れ歯やブリッジなどがありますが、近年注目されているのが「インプラント治療」です。自然な噛み心地や見た目を再現できる点から、歯を失った患者さんに選ばれるケースが増えています。今回は歯科医の立場から、インプラントとはどんな治療なのかをわかりやすく解説いたします。

▼インプラントってどんな治療?

インプラントの基本構造

インプラントは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療です。歯根の役割を果たす部分はチタン製のネジのような形状で、生体親和性が高く、骨としっかり結合する性質があります。そのため、従来の入れ歯やブリッジに比べて安定性に優れています。

入れ歯やブリッジとの違い

従来の入れ歯は取り外し式で、装着感や見た目に違和感を覚える患者さんも少なくありません。また、ブリッジは両隣の健康な歯を削る必要があり、将来的に歯の寿命を縮めるリスクがあります。一方、インプラントは周囲の歯を削る必要がなく、独立した歯として機能するため、歯科治療において自然な噛み合わせを再現しやすいのが特徴です。

インプラントの治療の流れ

  1. 診査・診断
     歯科用CTで骨の量や質、神経や血管の位置を確認します。
  2. インプラント埋入手術
     局所麻酔のもと、歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋め込みます。
  3. 治癒期間
     骨とインプラントが結合するまで数ヶ月待機します。
  4. 人工歯の装着
     型取りを行い、セラミック製の人工歯を装着します。

このように、複数のステップを踏んで慎重に進めることが、長期的な成功につながります。

メリット

  • 天然歯に近い見た目と噛み心地
  • 周囲の歯を削らない
  • 噛み合わせのバランスを整えやすい

注意点

インプラントは外科処置を伴うため、歯茎や骨の状態によっては治療が難しい場合があります。また、定期的な歯科検診と丁寧なセルフケアを怠ると、インプラント周囲炎という炎症を起こすこともあります。これは進行するとインプラントの寿命を縮めるため、松戸の歯医者でも「治療後のメンテナンスが非常に大切」とお伝えしています。

適応できる患者さん

インプラントは、虫歯や歯周病、事故などで歯を失った方に適応できます。ただし、骨量が不足している場合や全身疾患をお持ちの方は、追加の処置や慎重な診断が必要です。まずは歯科での検査とカウンセリングを受けることが大切です。

まとめ

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療で、自然な見た目と噛み合わせを取り戻せる方法です。入れ歯やブリッジと異なり、周囲の歯を削らない点も大きな利点です。ただし、外科処置を伴うため、歯茎や骨の状態によっては適応が限られることもあります。松戸で歯科治療を検討されている患者さんは、まず歯医者で丁寧な相談を受け、ご自身に合った治療法を選ぶことをおすすめします。

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