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インプラントのスクリュー固定とセメント固定の違い

2025-03-21

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。

インプラント治療を考えている患者さんから、「インプラントの上部構造の固定方法にはどのような違いがあるのか?」という質問をよくいただきます。インプラントの被せ物(上部構造)の固定方法には、大きく分けて「スクリュー固定」と「セメント固定」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、患者さんの口腔環境や治療計画に応じて適切な方法を選択することが大切です。本コラムでは、これらの固定方法の違いについて詳しく解説します。

インプラントの上部構造の固定様式

インプラント治療では、顎の骨に埋め込まれた人工歯根(フィクスチャー)の上にアバットメントと呼ばれる支台を取り付け、その上に被せ物(上部構造)を装着します。この上部構造をしっかりと固定する方法として、スクリュー固定とセメント固定の2種類があります。

スクリュー固定は、上部構造をネジで固定する方法です。一方、セメント固定は、歯科用セメントを用いて固定する方法になります。どちらの方法を選択するかは、噛み合わせの状態や審美性、メンテナンスのしやすさなどを考慮して決定されます。

スクリュー固定の特徴

スクリュー固定は、インプラントの上部構造をネジで固定する方法です。ネジの締め付けによって強固に固定されるため、安定性が高いのが特徴です。

スクリュー固定のメリット

  1. メンテナンスが容易 スクリューで固定されているため、将来的にトラブルが発生した際に容易に上部構造を取り外すことができます。例えば、インプラント周囲炎のリスクがある場合、被せ物を外して適切な処置を行うことが可能です。
  2. セメント残留のリスクがない セメント固定の場合、余剰セメントが歯茎の内部に残ってしまうことがあり、それが原因で炎症を引き起こすことがあります。しかし、スクリュー固定ではセメントを使用しないため、このリスクを回避できます。
  3. インプラントの長期的な管理がしやすい 長期的にメンテナンスを考えた場合、スクリュー固定の方が治療計画の変更に対応しやすく、持続的なケアが可能です。

スクリュー固定のデメリット

  1. 審美性の問題 スクリューを締めるための穴が上部構造に開けられるため、前歯などの審美性が求められる部位では、見た目に影響が出ることがあります。
  2. スクリューの緩み 長期間の使用によりスクリューが緩むことがあり、その場合には締め直す必要があります。

セメント固定の特徴

セメント固定は、歯科用セメントを使用して上部構造を固定する方法です。被せ物をセメントで接着するため、通常の被せ物(クラウン)と同じような見た目に仕上げることができます。

セメント固定のメリット

  1. 審美性が高い スクリュー固定とは異なり、ネジ穴がないため、見た目が自然で美しく仕上がります。特に前歯など審美性が求められる部位には適した方法です。
  2. 装着時の位置調整がしやすい セメントを用いることで、上部構造を微調整しながら装着することが可能です。特に噛み合わせのバランスを調整する際に有利です。

セメント固定のデメリット

  1. メンテナンスが難しい 一度セメントで固定してしまうと、上部構造を取り外すのが困難になります。トラブルが発生した際には、被せ物を破壊して除去しなければならない場合があります。
  2. 余剰セメントによるトラブル 固定時にセメントが歯茎の内部に残ると、炎症を引き起こすことがあります。そのため、慎重な処置が求められます。

まとめ

インプラントの上部構造の固定方法には、スクリュー固定とセメント固定の2種類があります。スクリュー固定はメンテナンスのしやすさが特徴であり、長期的な管理を考えると有利ですが、審美性の問題があります。一方、セメント固定は審美性に優れていますが、メンテナンスが難しい点がデメリットです。

どちらの方法が適しているかは、患者さんの噛み合わせや歯科医の診断によって決まります。松戸のなないろ歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに最適な治療方法を提案し、長く快適にインプラントを使っていただけるようサポートしています。インプラント治療についてお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

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