2021-12-23
こんにちは。
クリスマスリース🎄です。
リースに込められた意味は主に4種類あると言われています。
● 1つめ:豊作を願う
リースには、常緑の植物が用いられます。
常緑の植物は年間を通して葉を茂らせているため、農作物の繁栄を意味しているとされています。
リースには、松かさやリンゴを装飾することが多いです。
これらは収穫の象徴とされていて、特にリンゴは冬の寒い時期にも収穫ができて、栄養のある作物のため、神への供物としても用いられていたそうです。
● 2つめ:魔除け
リースに用いられる常緑の植物には、モミの木やヒイラギが一般的です。
その中でも、特にヒイラギについてはとがった葉の形状が特徴的で、魔除けの意味があるとされています。
日本で2月に行われる節分では、鬼が入り込まないようにする魔除けの1つとして、ヒイラギとイワシの頭を飾ります。
リースと柊鰯(ひいらぎいわし)は、どちらも魔除けの意味があり、考え方が似ているのかもしれません。
● 3つめ:永遠
リースの形は、ドーナツのような輪になっています。
これは、輪になっていて途切れることがないことから、永遠を意味するとされています。
キリストの永遠の命を願う意味が、込められているとされています。
● 4つめ:新年の幸福祈願
日本では「クリスマスリース」は「クリスマスの時だけの飾り」というイメージが強いと思います。
カフェやお店で飾られているクリスマスリースはクリスマスが終わると、お正月飾りを飾るために片付けてしまうことがほとんどです。
しかし、キリスト教圏のご自宅では、新年の幸福を願って年明けも飾られることが一般的とされているそうです。