2025-10-04

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。歯を失ったときの治療法には「ブリッジ」と「入れ歯」がありますが、その違いはよくご相談いただくポイントです。特に「見た目は自然なの?」「どちらが自分に合っているの?」といった疑問を持つ患者さんは少なくありません。今回は、ブリッジの見た目や特徴、入れ歯との違いについて歯科の専門的な視点から解説します。
▼ブリッジはどんな見た目?
ブリッジは、失った歯の両隣を土台にして人工歯を橋渡しのように装着する治療法です。セラミックなどの素材を使用することで、周囲の歯の色や形に合わせた自然な見た目に仕上げることができます。
■自然な見た目に仕上げられる
前歯にブリッジを装着する場合でも、素材選びによって周囲の歯と調和させることが可能です。透明感のあるセラミックを使えば、光の透過性まで天然歯に近づけられるため、患者さんから「周囲に気づかれない」と喜ばれることもあります。
■固定されている安心感
ブリッジは歯茎に吸着させる入れ歯と違い、両隣の歯に固定されるため外れる心配がありません。会話や食事のときも違和感が少なく、噛み合わせにも安定感があります。特に松戸で仕事や人前で話す機会が多い方にとって、自然な見た目と機能性を両立できるのは大きなメリットです。
■注意点:支える歯への負担
ただし、ブリッジは支えとなる歯を削る必要があります。土台の歯に虫歯や歯周病のリスクがある場合は慎重な判断が求められるため、歯医者でしっかり検査を受けることが大切です。
▼ブリッジと入れ歯で迷っている方へ
「ブリッジと入れ歯、どちらが良いの?」と迷われる患者さんは多くいらっしゃいます。それぞれに特徴があるため、生活スタイルや口腔内の状態によって適した選択は変わります。
■入れ歯の特徴
入れ歯は取り外しが可能で、比較的費用が抑えられるのがメリットです。部分入れ歯であれば歯茎や金属のバネで支えますが、見た目に金属が見えることや、噛むときの違和感が気になる方もいます。また、取り外して清掃できるため、歯周病の予防にはつながります。
■ブリッジの特徴
ブリッジは固定式なので外れる心配がなく、食事のときも安定しています。見た目の自然さも大きな魅力です。ただし、支える歯に負担がかかる点や、歯茎との境目に汚れが溜まりやすい点には注意が必要です。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが、長持ちさせる秘訣となります。
■どちらを選ぶかの目安
・できるだけ自然な見た目や噛み合わせの安定を求めたい方 → ブリッジ
・外科処置を避け、費用を抑えたい方 → 入れ歯
また、インプラントという選択肢もありますが、患者さんの全身状態や骨の状態によって適応が変わります。松戸周辺で治療を検討されている方は、まず歯科で丁寧なカウンセリングを受けることをおすすめします。
まとめ
ブリッジは入れ歯に比べて自然な見た目と安定した噛み合わせを得やすい治療法です。一方で、支える歯への負担や清掃のしやすさには注意が必要です。入れ歯との違いを理解し、ご自身の希望やお口の状態に合わせて選択することが大切です。松戸で治療をお考えの方は、歯医者での相談を通じて最適な方法を一緒に見つけていきましょう。