2025-11-11

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
マウスピース矯正は、見た目の自然さや取り外しのしやすさが魅力ですが、装着初期には「痛くて眠れない」と感じる患者さんも少なくありません。この記事では、マウスピース矯正中に痛みで眠れない原因と、つらいときの具体的な対処法を松戸の歯医者として詳しく解説します。
マウスピース矯正が痛くて眠れない原因
●歯が動くときの圧力による痛み
マウスピース矯正は、歯に少しずつ力をかけて動かしていく治療法です。新しいマウスピースを装着した直後は、歯が動き始めるタイミングのため圧力が強く、歯茎や噛み合わせに違和感や痛みを感じることがあります。この痛みは通常2〜3日ほどで落ち着きます。
●マウスピースの縁が歯茎に当たっている
装置の形が歯茎に合っていないと、就寝中に頬や歯茎を刺激して痛みが強くなることがあります。マウスピースの縁が少し当たっているだけでも、長時間装着することで炎症を起こすことがあるため注意が必要です。
●噛み合わせの変化による不快感
歯が動くことで一時的に噛み合わせが変化し、顎に違和感を感じることもあります。特に寝る前は力が抜けにくく、噛みしめ癖がある方は痛みが増す傾向にあります。
マウスピース矯正が痛くて眠れないときの対処法
●装着時間を分けて慣らす
新しいマウスピースをつけたばかりの時は、いきなり長時間つけるのではなく、最初の1日は日中の装着時間を少しずつ増やして慣らすのが効果的です。歯や歯茎が少しずつ圧力に順応していくため、夜の痛みを軽減できます。
●就寝前に痛み止めを服用する
どうしても痛みが強い場合は、寝る30分ほど前に市販の鎮痛薬を服用するのも一つの方法です。ただし、自己判断での常用は避け、痛みが続く場合は必ず歯科医院で相談してください。
●マウスピースの調整を歯科で依頼
マウスピースの縁が歯茎に当たる、あるいは特定の部分だけ痛む場合は、調整が必要です。歯医者で縁をなめらかに削るだけで大幅に痛みが軽減することもあります。松戸の歯科では患者さんの口腔状態に合わせて微調整を行っています。
●温かいタオルで顎をリラックス
寝る前に温かいタオルを頬に当てて血流を促すことで、筋肉のこわばりを和らげることができます。顎の緊張がほぐれることで、噛み合わせ由来の痛みも軽減しやすくなります。
●マウスピースの清潔を保つ
汚れがついたまま装着すると、歯茎の炎症や虫歯のリスクが高まり、痛みの原因にもなります。専用の洗浄剤やぬるま湯で毎日清掃し、衛生的に保つことが大切です。
まとめ
マウスピース矯正の痛みは、歯が動いている証拠でもありますが、眠れないほどの痛みを我慢する必要はありません。装着の工夫や痛み止めの使用、歯科での調整により多くの場合は改善します。痛みが長引く、歯茎が腫れる、噛み合わせがおかしいと感じるときは、早めに松戸のなないろ歯科クリニックまでご相談ください。快適に矯正を進めるために、専門の歯医者が丁寧にサポートいたします。
