2025-01-19
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皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。今回は、多くの患者さんに選ばれるマウスピース矯正について、そのデメリットや、それでもなお人気の理由について詳しくお話ししたいと思います。
マウスピース矯正に伴うデメリット
マウスピース矯正は透明で目立たず、取り外しができるというメリットが注目されていますが、デメリットも存在します。以下に代表的な例を挙げてみましょう。
1. 装着時間を守る必要がある
マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が推奨されています。これを守らないと、歯の移動が計画通りに進まず、治療期間が延びる可能性があります。例えば、日常的に長時間マウスピースを外す習慣があると、効果が薄れるリスクがあります。
2. 取り外しの管理が必要
食事や歯磨きの際にマウスピースを外す必要があるため、取り外した際の紛失や破損に注意が必要です。特に外食時や旅行中は、置き忘れや壊してしまうケースが見受けられます。また、取り外す際には清潔なケースに入れることが推奨されており、管理が煩雑と感じる方もいます。
3. 適応できない症例がある
マウスピース矯正は、軽度から中等度の噛み合わせの問題に適している一方で、重度の歯並びの乱れや複雑な噛み合わせの問題には適応できないことがあります。このため、従来のワイヤー矯正が必要な場合もあります。
4. 費用が高めになりがち
治療費用も、患者さんによってはデメリットと感じられるポイントです。マウスピース矯正はカスタマイズされた治療計画と専用の装置が必要となるため、他の治療法と比較してコストが高くなる場合があります。
5. 違和感やトラブルが発生することも
初めてマウスピースを装着した際には、違和感を覚えることがあります。また、使用中に歯茎が傷ついたり、適切なケアを怠ることで虫歯や歯周病のリスクが高まることもあるため、定期的な歯科でのチェックが欠かせません。
それでもマウスピース矯正が人気の理由
上記のようなデメリットがある中でも、マウスピース矯正が人気を集める理由について考えてみましょう。
1. 見た目が気にならない
透明なマウスピースは非常に目立ちにくく、装着していることがほとんど分かりません。特に、仕事や日常生活で見た目を気にする方にとっては大きな魅力です。松戸周辺でも、社会人の患者さんに多く選ばれています。
2. 取り外し可能な自由度
食事の際や特別なイベント時に簡単に取り外せるため、普段通りの食事が楽しめます。これにより、矯正中の不便さを最小限に抑えることができます。また、歯磨きやフロスの使用も通常通り行えるため、虫歯や歯茎の健康を保つ上で効果的です。
3. 快適な装着感
金属製のワイヤーやブラケットを使わないため、口内に傷ができるリスクが少なく、快適な装着感が得られます。これにより、矯正治療中のストレスが軽減されます。
4. 治療計画が視覚的に分かりやすい
マウスピース矯正では、治療開始前に歯の移動を3Dシミュレーションで確認できることが多く、治療の進捗やゴールをイメージしやすいのもポイントです。患者さんのモチベーションを高める要因の一つと言えるでしょう。
5. 適応範囲の広がり
技術の進歩により、以前よりも多くの症例に対応できるようになっています。これにより、従来は選択肢が限られていた患者さんでも、マウスピース矯正を検討できるようになりました。
まとめ
マウスピース矯正にはいくつかのデメリットがあるものの、その自由度や見た目の自然さなど、多くのメリットが支持されています。松戸周辺で矯正治療を検討されている方は、ぜひ一度なないろ歯科クリニックでご相談ください。患者さん一人ひとりに適した治療方法を、丁寧にご提案させていただきます。