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保険適用の入れ歯のメリット・デメリットを解説

2025-06-20

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
今回は「保険適用の入れ歯」についてお話しします。歯を失ったとき、入れ歯は大切な選択肢のひとつです。特に保険適用の入れ歯は、費用面で負担が少ないことから多くの患者さんが検討されますが、そのメリットとデメリットを正しく理解することが大切です。当院では患者さん一人ひとりに合った治療をご提案していますので、ぜひ参考にしてください。

▼保険適用の入れ歯のメリット

まず、保険適用の入れ歯の一番のメリットは「費用が抑えられる」ことです。歯科治療は保険適用か自費診療かで大きく費用が変わりますが、保険適用の入れ歯なら1割〜3割の自己負担で済むため、経済的負担を抑えたい患者さんにとって魅力的です。

また、保険適用の入れ歯は治療期間が比較的短く、数回の通院で完成することが多いのも特長です。急に歯を失ってしまった場合など、短期間で噛み合わせを回復させたいときにも役立ちます。

さらに、保険診療の範囲内で作るため、全国どこの歯科医院でも共通の基準で製作されます。これにより、引越しや転院をしても治療履歴を引き継ぎやすいという利点があります。

保険適用の入れ歯は、欠損部位が多い場合でも対応できる点もメリットです。部分入れ歯はもちろん、総入れ歯でも保険適用の範囲内で製作でき、患者さんの噛み合わせや口腔内の状況に合わせて調整されます。

▼保険適用の入れ歯のデメリット

一方、保険適用の入れ歯にはいくつかのデメリットもあります。まず、使用できる材料が限られている点です。保険適用の場合、基本的にレジン(歯科用プラスチック)で作られ、薄さや軽さ、装着感では金属床などの自費診療の入れ歯に劣ります。そのため、違和感や異物感を覚える患者さんも少なくありません。

また、部分入れ歯の場合、歯にかける金属のバネ(クラスプ)が必要になります。このバネは笑ったときなどに見えてしまうことがあり、見た目を気にされる患者さんにはデメリットと感じられることがあります。

さらに、保険適用の入れ歯は耐久性がやや劣ることがあります。長期間使用していると、欠けたり割れたりすることがあり、そのたびに修理や調整が必要です。噛み合わせの力が強い患者さんや、歯ぎしりの癖がある患者さんは特に注意が必要です。

加えて、細かい部分でのフィット感や精密さは、自費診療の精密入れ歯と比べるとどうしても限界があります。そのため、強いこだわりを持つ患者さんには物足りなさを感じることもあります。

とはいえ、患者さんによっては保険適用の入れ歯でも十分に満足いただけるケースが多く、特に初めて入れ歯を作る方にとっては「まずは保険診療で」という選択肢も決して悪くはありません。歯科医院では事前にしっかりと相談し、自分に合った治療法を見極めることが大切です。

まとめ

保険適用の入れ歯は、費用を抑えつつ、基本的な機能を回復できる点が魅力です。ただし、見た目や装着感、耐久性では自費診療の入れ歯に劣る部分もあります。松戸のなないろ歯科クリニックでは、患者さんの希望やお口の状態を丁寧にお伺いし、最適な入れ歯をご提案しています。入れ歯に関する疑問や不安があれば、ぜひ当院にご相談ください。歯医者 松戸 歯科のプロとして、しっかりサポートいたします。

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