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入れ歯でうまく噛めないのはなぜ?食事しにくい原因と対処法

2026-11-04

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。入れ歯を使っている患者さんから、「硬いものが噛めない」「食事中に入れ歯が動く」といった相談を受けることがあります。新しい入れ歯では慣れるまで時間が必要なこともありますが、入れ歯そのものが合っていないケースもあります。今回は、入れ歯でうまく噛めない原因と対処法について解説します。

新しい入れ歯には慣れが必要

初めて入れ歯を装着した場合、自分の歯とまったく同じ感覚で食事ができるとは限りません。口の中に新しい装置が入ることで、舌や頬の動きにも変化が生じます。

最初は柔らかく、小さく切った食べ物から始め、左右の奥歯をできるだけ均等に使って噛むことがポイントです。前歯だけで硬いものを噛もうとすると、入れ歯が浮いたり外れたりすることがあります。

使用を続けることで徐々に噛み方を身につける患者さんも少なくありません。

入れ歯と歯茎が合っていない

入れ歯は歯茎の形に合わせて作製しますが、歯を失ったあとの顎の骨や歯茎は少しずつ変化します。そのため、作製時には合っていた入れ歯でも、長期間使用すると隙間ができる場合があります。

入れ歯が動くと食べ物を十分にすりつぶせないだけでなく、特定の部分が歯茎へ強く当たり、痛みが出ることもあります。

合わない入れ歯をそのまま使用するのではなく、歯科で適合状態を確認することが大切です。

噛み合わせがずれていることもある

上下の入れ歯が適切に噛み合っていないと、食事の際に力を均等にかけることができません。

一部分だけが強く当たると、その反対側の入れ歯が浮いたり、歯茎に痛みが出たりします。

また、人工歯は長期間使用すると少しずつ摩耗します。その結果、入れ歯を作った当初とは噛み合わせが変化することがあります。

歯医者では噛み合わせを確認し、必要に応じて調整を行います。

食べ物によって噛みにくさは異なる

入れ歯では、せんべいやナッツのように硬い食べ物だけでなく、餅やキャラメルなど粘着性の高い食品も食べにくい場合があります。

繊維の多い肉や野菜が入れ歯の下へ入り込み、痛みにつながるケースもあります。

食べ物を小さく切る、両側でゆっくり噛む、必要に応じて調理方法を工夫するだけでも食べやすくなることがあります。

入れ歯安定剤だけで解決しないことも

入れ歯が動くと、市販の入れ歯安定剤を使用したくなるかもしれません。適切に使用すれば補助になる場合がありますが、入れ歯が大きく合わなくなっている状態を根本的に治すものではありません。

厚く塗って無理に使用すると噛み合わせが変化する場合もあります。

「安定剤がないと噛めない」という状態であれば、一度歯科医院で入れ歯の調整や作り直しが必要か確認しましょう。

自分で削ったり曲げたりしない

部分入れ歯の金具を自分で曲げたり、痛い場所を自分で削ったりすることは避けてください。入れ歯全体のバランスが崩れ、かえって噛みにくくなる可能性があります。

違和感がある場所を受診時に具体的に伝えると調整しやすくなります。

まとめ

入れ歯でうまく噛めない原因には、慣れだけでなく、歯茎との適合や噛み合わせ、人工歯の摩耗などがあります。我慢して使い続けると歯茎を傷つけることもあるため注意が必要です。松戸で入れ歯による食べにくさにお悩みの患者さんは、歯医者で入れ歯の状態や噛み合わせを確認してもらいましょう。


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