2026-05-24

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
口の中にできものがあると、「口内炎かな」と様子を見る方は少なくありません。多くの口内炎は自然に改善しますが、治りにくい症状の中には口腔がんが隠れていることもあります。松戸周辺で歯医者・歯科をお探しの方へ、見分ける目安を解説します。
口内炎はどのような症状?
一般的な口内炎は、頬の内側や舌、唇の裏側などにできる小さな潰瘍で、白っぽい中心部の周囲が赤くなることが多いです。食事中にしみたり、歯ブラシが当たると痛んだりしますが、通常は1〜2週間ほどで少しずつ改善します。
原因には、疲労、睡眠不足、栄養バランスの乱れ、誤って噛んだ傷、歯の尖った部分や合わない入れ歯による刺激などがあります。虫歯や歯茎の炎症があると、口の中の衛生状態が悪くなり、症状が長引くこともあります。
口腔がんで注意したい症状
口腔がんは、舌、歯茎、頬の粘膜、口の底、上あごなどにできるがんです。初期は痛みが少ないこともあり、口内炎と見分けにくい場合があります。特に注意したいのは、2週間以上たっても治らないできもの、赤や白の変色、硬いしこり、出血しやすいただれ、舌や粘膜のしびれなどです。
また、口が開けにくい、飲み込みにくい、話しにくい、首のしこりに気づいた、急に噛み合わせが変わった、入れ歯が合わなくなったといった変化も見逃せません。これらは必ず口腔がんというわけではありませんが、早めの確認が必要です。
見分けるポイントは「治るかどうか」と「硬さ」
口内炎と口腔がんを患者さん自身で確実に判別することはできません。ただし、目安になるのは「時間の経過」と「触った感触」です。通常の口内炎であれば、原因となる刺激が取り除かれ、体調が整うと改善していきます。一方で、同じ場所に残り続ける、だんだん大きくなる、表面がでこぼこしている、周囲が硬い場合は注意が必要です。
鏡で見たときに白い膜のようなものがこすっても取れない、赤くただれている、舌の縁に治らない傷がある場合も、自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科で相談しましょう。
歯科医院で確認できること
歯医者では、できものの大きさ、色、硬さ、出血の有無、歯や被せ物による刺激の有無を確認します。虫歯、尖った歯、合わない入れ歯、歯茎の炎症などが原因で粘膜が傷ついている場合は、その原因を取り除くことで改善が期待できます。
一方で、口腔がんが疑われる場合には、必要に応じて専門医療機関へ紹介し、病理検査や画像検査などで詳しく調べます。視診や触診に加え、確定診断には組織を調べる検査が重要とされています。
早めに受診した方がよいケース
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・2週間以上治らない口内炎がある
・同じ場所に何度もできる
・硬いしこりや盛り上がりがある
・赤い、白い、黒っぽい変色がある
・出血しやすい
・舌や頬の粘膜にしびれがある
・噛み合わせや入れ歯の違和感が急に出た
松戸周辺で歯医者・歯科の受診を迷っている方も、「そのうち治る」と長く放置せず、一度お口の中を確認してもらうことが大切です。
まとめ
口内炎の多くは1〜2週間で改善しますが、治らないできもの、しこり、粘膜の変色、出血、しびれがある場合は注意が必要です。口腔がんは早期発見が大切な病気です。松戸のなないろ歯科クリニックでは、患者さんのお口の違和感にも丁寧に対応します。気になる症状があれば早めにご相談ください。
