2025-07-07

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
「うちの子、前歯が出ている気がする…」と心配になる親御さんは少なくありません。子どもの出っ歯は早期に気づいて適切に対処することが大切です。今回は、子どもの出っ歯の矯正を始めるタイミングについて、松戸の歯医者としてわかりやすくお話しします。
子どもの出っ歯の矯正に適した年齢
子どもの出っ歯(上顎前突)は、見た目の問題だけでなく、将来の噛み合わせや歯茎、虫歯リスクにも影響を及ぼす可能性があります。一般的に、出っ歯の矯正を始める時期は6歳~10歳ごろが目安です。この時期は乳歯と永久歯が混ざり合う「混合歯列期」と呼ばれ、顎の成長を利用しながら矯正ができる大切なタイミングです。
特に、出っ歯は指しゃぶりや舌癖、口呼吸などの生活習慣が原因で起こることが多く、これらの習慣を改善しないと矯正しても元に戻ってしまう場合があります。歯医者としては、単に装置をつけるだけでなく、原因に合わせた指導が必要です。
また、成長期の子どもは顎の骨がやわらかく動きやすいため、骨格に合わせて無理なく噛み合わせを整えられるのも大きなメリットです。出っ歯の程度や原因によっては、永久歯が生え揃ってから矯正を始めた方が良い場合もありますので、松戸の歯科での適切な診断が重要です。
子どもの出っ歯が気になったらすぐに相談を
子どもの出っ歯は自然に治ることはほとんどありません。指しゃぶりなどの癖をやめさせるだけで前歯の傾きが改善するケースもありますが、多くの場合は成長に伴って悪化することもあります。
特に、小学校低学年のうちは骨格の成長をコントロールできる大事な時期です。気になったら早めに歯医者に相談し、専門の歯科医師に状態を診てもらいましょう。
松戸のなないろ歯科クリニックでは、噛み合わせや虫歯、歯茎の健康状態も含めて総合的に診断を行い、お子さんにとって無理のない矯正プランをご提案します。
また、矯正治療を始めるタイミングだけでなく、生活習慣の見直しや定期的な検診も大切です。矯正治療中に虫歯になってしまうと治療が中断することもありますので、正しい歯磨きの指導やフッ素塗布など予防歯科もしっかり行いましょう。
まとめ
子どもの出っ歯は、適切な時期に歯医者で診断を受けることで、将来の噛み合わせや歯茎の健康を守れます。6歳頃からの定期的なチェックをおすすめします。松戸のなないろ歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立ててサポートしていますので、気になることがあればいつでもご相談ください。