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子どもの反対咬合の矯正はいつから?

2025-06-08

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
子どもの歯並びの中でも「反対咬合(はんたいこうごう)」、いわゆる受け口は保護者の方が特に心配される噛み合わせの問題です。早く治療した方がいいのか、放置して様子を見るべきか、迷う方も多いでしょう。今回は、反対咬合とはどのような状態か、また矯正はいつから始めるのがよいのかをわかりやすく解説します。

▼子どもの反対咬合とは?


反対咬合とは、上下の歯を噛み合わせたときに下の前歯が上の前歯より前に出ている状態を指します。一般的には「受け口」と呼ばれることが多く、骨格的な要因や歯並びの異常、または舌の癖や頬杖などの習慣が原因となることがあります。
松戸周辺の歯医者でも、反対咬合の相談は年々増えてきています。特に3歳児健診や小学校の歯科健診で指摘されることが多く、見た目の問題だけでなく、噛み合わせや発音、あごの成長バランスに影響を与えるため、早めの歯科受診が大切です。
そのまま放置すると、成長に伴って下あごの骨が過剰に発達し、将来的に外科手術が必要になる場合もあります。虫歯予防と同じく、反対咬合の早期発見・早期治療はとても重要です。

▼子どもの反対咬合の矯正について


では、子どもの反対咬合の矯正はいつから始めるのがよいのでしょうか。
多くの場合、乳歯列のうち(3~5歳頃)に反対咬合が見つかった場合、まずは歯科で経過観察を行います。しかし、舌の癖や噛み癖などが原因の場合は、習慣の改善だけで自然に治るケースもあります。一方で、骨格的な問題が疑われる場合は早期治療が必要です。
早期治療では、主に「ムーシールド」というマウスピース型の装置を就寝中に使い、舌や口周りの筋肉のバランスを整えます。これは、松戸の歯科医院でもよく用いられている方法で、痛みが少なく小さなお子さんでも使いやすいのが特徴です。
もし永久歯が生えそろう頃(7~10歳頃)でも反対咬合が改善しない場合は、ワイヤー矯正や骨格矯正用の装置が必要になることがあります。治療が遅れると、歯茎や骨に強い力がかかり、噛み合わせの調整が難しくなるだけでなく、虫歯や歯周病リスクも高まるため、専門の歯医者での早めの相談をおすすめします。

【まとめ】


松戸のなないろ歯科クリニックでは、子どもの反対咬合の矯正相談を随時受け付けています。反対咬合は、早期に見つけて対応することで簡単な装置のみで改善できる場合があります。お子さんの噛み合わせが気になる場合は、ぜひ一度、松戸の歯医者までご相談ください。正しい歯科診断と治療計画で、健やかな成長をサポートいたします。

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