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子どもの歯は何本抜けるの?

2025-08-07

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
お子さんの乳歯がグラグラし始めると、「何本抜けるの?」「ちゃんと生え変わるのかな?」と気になる保護者の方も多いと思います。今回は、子どもの乳歯が抜ける本数や、抜けない原因について、松戸の歯医者としてわかりやすく解説します。

▼子どもの歯が抜ける本数

子どもには、生後6ヵ月頃から乳歯が生え始め、通常2歳半頃までに上下合わせて20本の乳歯が生えそろいます。これらの乳歯は6歳前後から順番に抜け、最終的にはすべて20本が永久歯に生え変わるのが基本です。

乳歯が抜ける順番は個人差がありますが、一般的には前歯(下の前歯→上の前歯)から奥歯へと順に抜けていきます。そして、12〜13歳頃にはすべての乳歯が抜け、永久歯への生え変わりが完了します。

乳歯が抜けた後に生えてくる永久歯は通常28本(親知らずを含めない)です。そのため、乳歯がすべて抜けるかどうかは、将来の噛み合わせや歯並びにも大きく関わってきます。定期的に歯科でのチェックを受け、永久歯への生え変わりが順調に進んでいるかを確認することが大切です。

▼子どもの歯が抜けない原因

本来は自然に抜けるはずの乳歯が、なかなか抜けないこともあります。その原因として、以下のようなものが考えられます。

● 永久歯が正しく生えてこない

永久歯が真下からではなく、ずれた位置から生えてきた場合、乳歯の根がうまく吸収されず、乳歯が抜けずに残ってしまうことがあります。このようなケースでは、歯の重なりや歯並びの乱れが起こりやすく、早めの歯科相談が必要です。

● 先天的に永久歯がない

まれに、永久歯の「歯胚(しはい)」が存在しない「先天欠如」という状態があります。この場合、乳歯の下に永久歯がないため、乳歯が抜けずにそのまま残ることがあります。乳歯が長く使える場合もありますが、虫歯や歯茎のトラブルが起こりやすいため、注意が必要です。

● 歯茎が硬く、抜けにくい

乳歯がぐらついていても、歯茎が厚くしっかりしていることで自然に抜けにくくなる場合があります。無理に抜こうとすると歯茎を傷つける恐れがあるため、グラつきが長引く場合には歯医者での判断を仰ぎましょう。

● 虫歯で乳歯が壊れてしまう

乳歯が虫歯で早く失われてしまうと、本来の順番で永久歯が生えてこられず、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。松戸エリアで歯科医院を探している方は、予防のためにも定期検診をおすすめします。

まとめ

子どもの乳歯は全部で20本あり、通常すべてが自然に抜けて永久歯に生え変わります。しかし、永久歯がない、正しく生えてこない、歯茎の問題などによって乳歯が抜けないこともあります。松戸周辺でお子さんの歯のことでお悩みの方は、ぜひ歯医者での相談をご検討ください。早めの対応が将来の健康な歯並びにつながります。

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