2023-04-24
こんにちは
なないろ歯科クリニックです。
新年度が始まり、そろそろ学校歯科健康診断が始まる時期ですね♪
毎年6月末までに行われる「学校歯科健康診断」
子供のお口を守る大切なイベントです。
⭐︎学校歯科健康診断用紙の見方⭐︎
「上の枠」「真ん中の枠」「下の枠」どこに◯がついてますか?
∗「上の枠」……健康
お口の中に問題がなくても継続してお口の健康を守っていきましょう。定期的な歯科検診は必要ですよ♬
∗「真ん中の枠」……定期的な観察が必要
- C0…食習慣な歯みがきの改善フッ素を利用することで進行を抑えられるむし歯を「Co」といいます。歯を削らずに経過をみます。
- Go…歯石の付着がない軽度の歯周病を「Go」といいます。生活習慣の改善と適切なブラッシングで改善が望めますので、歯科医院で指導をしていきます。
- 歯垢…歯に着く細菌の塊のことを「歯垢プラーク」といいます。むし歯や歯周病の原因ですので、歯科医院では生活習慣の改善と適切なブラッシングの指導をしていきます。
- 顎関節、歯列・咬合…「顎関節」は顎の骨の関節。「歯列」は歯並び。「咬合」は、上と下の歯の噛み合わせのことです。
ここに◯の着いたお子さんは、ご家庭での歯みがきや食生活に十分な注意が必要です。かかりつけ歯科医院による、継続的な指導、管理を積極的に受けた方が良いですよ。
∗「下の枠」……歯科医院で診断が必要
- 「C」とはむし歯のことです。治療が必要なむし歯や治療中のむし歯があるときに◯がつきます。
- 歯肉(歯ぐき)だけに炎症がある軽度の歯周病を「歯肉炎」、歯を支える骨が溶け進行た歯周病を「歯周炎」といいます。
- 歯と歯のあいだや詰め物の下に変色があったり、Coがたくさんあると◯がつきます。このような場合は、むし歯のリスクが高いです。また、乳歯が抜けずに長くとどまりそうな場合にも◯がつきます。歯科医院で乳歯の抜歯について、慎重に検討していきましょう。
- 矯正治療の必要性を判断しているわけではありません。将来の口の中および、全身の健康面からリスクの有無をみています。必要であれば歯科医院での相談をおすすめします。
- むし歯も歯周病も細菌が悪さをする病気ですが、歯石は細菌のすみかとなります。歯科医院で取り除くことをおすすめしめす。
- 上記であげた以外にも、永久歯の生えるのが遅かったり、余分な歯が生えているといった問題があることもあります。この後の歯並び・噛み合せに影響を及ぼすこともあるため、歯科医院でみてもらいましょう。
歯科医院で早めに精密な検査、適切な治療・相談を受けましょう。
どこに、◯がありましたか?
ぜひ、用紙を持って検診にいらしてください♬
お待ちしております。