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根管治療で痛み止めが効かない!その理由と対処法を解説

2025-10-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。根管治療は歯の神経に達した虫歯や歯の内部の感染を取り除く大切な治療です。しかし「治療後に痛み止めが効かない」と不安を感じる患者さんも少なくありません。今回は、根管治療後に痛み止めが効かない理由と、その際の適切な対処法について松戸の歯医者として解説します。

根管治療後に痛み止めが効かない理由

1. 炎症が強く残っている場合

根管治療は歯の神経を取り除き、内部を洗浄・消毒しますが、治療後も歯茎や周囲の骨に炎症反応が残ることがあります。強い炎症は痛み止めだけでは抑えきれないことがあり、数日間は痛みが持続するケースもあります。

2. 噛み合わせによる刺激

根管治療後は歯の内部がデリケートな状態になっているため、噛み合わせの力が過剰にかかると痛みが強まります。とくに治療した歯が高くなっていると、食事の際に過度な刺激となり、痛み止めが効きにくく感じられます。

3. 薬の効果の限界

市販や処方の鎮痛薬には効果の持続時間や効き目に個人差があります。炎症の程度が強いと、薬が効きにくい、もしくは効いても効果時間が短いと感じる場合があります。

4. 治療途中である場合

根管治療は1回で完了することは少なく、数回に分けて行います。治療が途中の段階では細菌や炎症が完全に取り除けていないこともあり、そのために痛みが持続することがあります。

根管治療後に痛み止めが効かないときの対処法

1. 歯科医院に連絡する

まず大切なのは自己判断せず、通院中の歯科に相談することです。松戸の歯医者でも、治療後の痛みが強い場合は早めに再診を推奨しています。必要に応じて噛み合わせの調整や抗生物質の処方が行われます。

2. 噛み合わせを意識する

痛む側の歯で硬いものを噛むのは避け、やわらかい食事を心がけましょう。片側ばかりで噛まないようにバランスを取りつつ、治療歯への負担を減らすことが痛みの軽減につながります。

3. 冷やすことで炎症を和らげる

歯茎や周囲が腫れている場合は、頬の外側から冷やすことで炎症を抑え、痛み止めの効果を助けることがあります。ただし長時間冷やすのは逆効果となるため、タオルに包んだ保冷剤で数分程度を目安に行いましょう。

4. 薬の服用方法を確認する

鎮痛薬は空腹時に飲むと胃に負担がかかり効果が出にくい場合もあります。医師や薬剤師の指示に従い、正しいタイミング・用量を守ることが重要です。また、市販薬で効果が乏しい場合は歯科でより適切な薬を処方してもらう必要があります。

5. 安静を心がける

強い炎症がある時は体の抵抗力も影響します。睡眠不足やストレスが痛みを増幅させることもあるため、無理せず安静を保つことも有効です。

まとめ

根管治療後に痛み止めが効かないのは、炎症の強さや噛み合わせの影響など、いくつかの原因が考えられます。松戸で歯科治療を受ける患者さんにとって大切なのは、自己判断せず早めに歯医者へ相談することです。当院では痛みの原因を丁寧に確認し、適切な対処を行っています。治療後の不安がある方は、遠慮なくご相談ください。

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