2025-08-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
根管治療は、虫歯が神経まで進行したときに必要になる治療です。しかし、「何回通えば終わるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、根管治療にかかる回数の目安や、早く治療を終えるためのポイントについて、松戸の歯医者としてわかりやすく解説します。
根管治療にかかる回数の目安
根管治療は「歯の神経の治療」とも呼ばれ、歯の中にある細い根の管を清掃・消毒し、細菌の再感染を防ぐために薬剤を詰めて密閉する治療です。治療の回数は、症例や治療の進行状況によって異なりますが、以下のようなケース別に目安をご紹介します。
単純な虫歯での根管治療(2〜3回)
虫歯が比較的浅く、根の中に膿がたまっていない場合は、2〜3回の通院で終わることが多いです。
1回目で神経を除去し、2回目で根管内を消毒、3回目で薬剤を詰めて治療終了という流れが一般的です。
根の先に膿がたまっている場合(3〜5回)
歯茎の腫れや痛みがあり、レントゲンで根の先に膿が確認される場合は、根管内に感染が広がっているため、しっかりと時間をかけて消毒する必要があります。通常3〜5回の通院が必要で、場合によってはさらにかかることもあります。
再根管治療(5回以上かかることも)
過去に根管治療を受けた歯で再発した場合は、治療が難航するケースもあります。既に詰められている薬剤を除去し、感染部分を洗浄するため、5回以上の通院が必要になることもあります。
根管治療を早く終わらせる方法はある?
根管治療をスムーズに終えるためには、患者さんご自身の協力も大切です。以下のようなポイントを押さえることで、治療回数の短縮につながる可能性があります。
治療間隔を空けすぎない
歯医者に通う間隔が空いてしまうと、根管内が再び感染するリスクが高まります。松戸のなないろ歯科クリニックでは、週1回程度の通院をおすすめしており、計画的な治療が治癒の近道となります。
途中で治療をやめない
痛みが引いたからといって治療を中断すると、根管内の細菌が再び増殖し、さらに悪化してしまう可能性があります。治療完了までしっかり通うことが大切です。
歯科医師の指示を守る
根管治療中は仮の詰め物でフタをしています。その期間に硬いものを噛むと歯が割れたり、仮のフタが外れて感染リスクが高まるため、歯医者からの注意事項を守りましょう。
精密な治療を受ける
マイクロスコープやラバーダムを用いた精密根管治療を行うことで、根管内をより確実に清掃・消毒することが可能となり、結果として治療期間の短縮につながる場合もあります。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
まとめ
根管治療にかかる回数は、歯の状態や感染の進行具合によって異なります。平均的には2〜5回の通院が必要ですが、再治療ではさらに時間がかかることもあります。松戸で歯医者をお探しの方は、なないろ歯科クリニックへお気軽にご相談ください。途中での中断を避け、適切なタイミングで受診することで、治療期間を短縮し、再発を防ぐことができます。正しい知識と計画的な通院で、大切な歯を守っていきましょう。