2026-09-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。虫歯が神経まで進行した場合などに行う根管治療では、治療後に「噛むと痛い」「歯が浮いた感じがする」といった症状が出ることがあります。治療後の一時的な反応であるケースもあれば、追加の処置が必要な場合もあります。今回は、根管治療後に痛みが生じる原因と受診の目安について解説します。
根管治療後に痛みが出ることはある?
根管治療は、歯の内部にある感染した神経や汚染物質を取り除き、根管内を洗浄・消毒する治療です。神経を取った歯であっても、歯の根の周囲には歯根膜や骨などの組織が残っているため、治療後に痛みを感じることがあります。
特に治療直後は、根の先の組織が刺激され、一時的に炎症が起こることがあります。そのため、数日程度は噛んだ際に違和感や軽い痛みが出ることも珍しくありません。
噛むと痛い主な原因
根の周囲に炎症が残っている
虫歯が深く、根の先まで細菌感染が及んでいた場合、根管内をきれいにしても周囲の炎症がすぐに治まるとは限りません。歯を噛み合わせたときに根の周囲へ圧力がかかり、痛みを感じることがあります。
治療による一時的な刺激
根管治療では細い器具を使用して歯の内部を清掃します。その刺激が根の先の組織へ伝わり、治療後に歯が浮いたような感覚や噛んだときの痛みが出る場合があります。
通常は徐々に落ち着いていきます。
仮の詰め物が高い
治療途中では、歯の内部に細菌が入らないよう仮の詰め物をします。詰め物がわずかに高いだけでも、その歯だけ強く噛み合う状態となり、歯根膜へ負担がかかることがあります。
「治療した歯だけ先に当たる」と感じる場合は、噛み合わせの調整が必要になることがあります。
強い痛みや腫れが出る場合
治療後の痛みが次第に強くなる、歯茎が腫れる、膿が出る、何もしなくてもズキズキするといった症状がある場合には注意が必要です。
根管内や根の先に感染が残っている可能性があり、再度根管内を洗浄したり、薬剤を交換したりする処置が必要になることがあります。
治療途中の歯を長期間放置すると、仮の詰め物が外れて細菌が再侵入することもあります。痛みがなくなった場合でも、歯医者から指定された通院を途中でやめないことが大切です。
根管治療後は硬いものを避ける
根管治療中の歯は、健康な歯と比べて割れやすくなっている場合があります。最終的な被せ物を装着するまでは、硬い食べ物をその歯だけで噛まないよう注意しましょう。
また、痛みがあるからといって指や舌で繰り返し触ったり、噛んで状態を確認したりすると、炎症が長引くことがあります。
どのくらい痛みが続いたら歯医者へ相談する?
軽い痛みや違和感であれば、数日程度で改善することもあります。しかし、痛みが日に日に強くなる場合や、1週間程度経過しても変化がない場合は、治療を受けた歯科医院に相談しましょう。
発熱や顔まで腫れるなどの症状がある場合は、早めの受診が必要です。
松戸周辺で根管治療後の症状が気になる患者さんは、「そのうち治るだろう」と自己判断せず、歯科医院で状態を確認してもらうことをおすすめします。
まとめ
根管治療後には、根の周囲への刺激や炎症、噛み合わせなどが原因で、一時的に痛みが出ることがあります。軽い症状であれば自然に落ち着く場合もありますが、痛みが強くなる、歯茎が腫れる、膿が出る場合には追加の治療が必要な可能性があります。松戸で根管治療後の痛みにお悩みの方は、早めに歯医者へ相談しましょう。
