診療

9:00~18:00 昼休みなしで診療中
※受付は診療終了の30分前まで


休診日

木曜、日曜、祝日


ご予約・お問合せ

047-710-7711


スタッフブログ

歯ぎしりを放置するリスクと改善する方法

2025-03-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。

日々の生活の中で「朝起きたら顎が疲れている」「歯がすり減っている気がする」と感じたことはありませんか?それは歯ぎしりが原因かもしれません。歯ぎしりは無意識のうちに行われることが多く、自分では気づきにくいものです。しかし、放置すると歯や顎に大きな影響を及ぼす可能性があります。本日は、歯ぎしりを放置するリスクと改善する方法について詳しくお話しします。

歯ぎしりを放置するリスク

歯のすり減りや破損

歯ぎしりによって、歯の表面のエナメル質がすり減り、知覚過敏の原因になります。また、強い力がかかることで歯が欠けたり、ひびが入ることもあります。こうしたダメージを放置すると、虫歯や歯の神経のトラブルを引き起こすことがあるため、早めの対策が必要です。

顎関節症のリスク

歯ぎしりは顎に大きな負担をかけるため、顎関節症の原因になります。顎関節症になると、口を開閉する際に痛みを感じたり、顎がカクカクと鳴ったりすることがあります。症状が悪化すると、食事や会話に支障をきたすこともあるため、適切なケアが重要です。

歯茎への悪影響

歯ぎしりの圧力は歯だけでなく、歯茎にも影響を与えます。強い力が加わることで歯茎が炎症を起こしやすくなり、歯周病のリスクが高まります。歯周病が進行すると、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあるため、歯茎の健康を守るためにも歯ぎしりの対策が必要です。

睡眠の質の低下

歯ぎしりは睡眠中に起こることが多いため、睡眠の質を低下させる要因になります。しっかり眠ったつもりでも疲れが取れない、日中に眠気を感じるという場合は、歯ぎしりが原因の可能性があります。

歯ぎしりを改善する方法

マウスピースの使用

歯科医院で作成するマウスピース(ナイトガード)は、歯ぎしりによるダメージを軽減するのに有効です。就寝時に装着することで、歯への負担を和らげ、歯や顎を守ることができます。

噛み合わせの調整

噛み合わせが悪いと、特定の歯に負担がかかりやすくなります。歯医者で噛み合わせのチェックを受け、必要に応じて調整することで、歯ぎしりの軽減につながることがあります。

ストレス管理

歯ぎしりはストレスが原因となることも多いため、リラックスする時間を持つことが大切です。適度な運動や趣味の時間を確保し、ストレスを上手に発散しましょう。また、寝る前のリラックス習慣を取り入れることで、無意識の歯ぎしりを減らすことができます。

姿勢の改善

猫背や姿勢の悪さが顎に負担をかけ、歯ぎしりの原因になることがあります。特にデスクワークの多い方は、正しい姿勢を意識し、顎や首に余計な負担をかけないようにしましょう。

食いしばりの癖を意識する

日中に無意識に歯を食いしばっていないか確認し、意識的に力を抜く習慣をつけることも大切です。リラックスした状態では、上下の歯はわずかに離れているのが自然な状態です。

まとめ

歯ぎしりは放置すると、歯や顎、歯茎に悪影響を及ぼすだけでなく、睡眠の質にも関係してきます。マウスピースの使用や噛み合わせの調整、ストレス管理など、さまざまな方法で改善が可能です。気になる症状がある方は、早めに歯医者で相談することをおすすめします。松戸のなないろ歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに合った歯ぎしり対策を提案しております。ぜひお気軽にご相談ください。


電話

ネット予約