2026-09-14

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。歯磨きをするたびに歯茎から血が出ても、「強く磨きすぎただけ」とそのままにしていませんか。歯茎からの出血には複数の原因がありますが、繰り返し出血する場合には歯肉炎や歯周病が隠れていることがあります。今回は、歯磨き時の出血の原因と、放置しない方がよい理由について解説します。
健康な歯茎は簡単には出血しない
健康な歯茎は、通常の力で歯磨きをした程度では頻繁に出血することはありません。
毎日のように同じ場所から血が出る場合、歯と歯茎の境目にプラークがたまり、炎症が起きている可能性があります。
炎症を起こした歯茎は毛細血管が拡張して傷つきやすくなっているため、歯ブラシが軽く触れただけでも出血することがあります。
歯肉炎と歯周病の違い
炎症が歯茎だけにとどまっている段階を歯肉炎と呼びます。
この段階で適切な歯磨きや歯科医院でのクリーニングを行えば、健康な状態へ戻せる可能性があります。
しかし炎症が長期間続き、歯を支える骨にまで影響が及ぶと歯周病へ進行します。
歯周病が進むと歯茎が下がったり、歯が揺れたりし、最終的には歯を失う原因になることがあります。
血が出るから磨かないのは逆効果
患者さんの中には、「血が出て怖いので、その部分を磨かないようにしています」と話される方がいます。
しかし、歯肉炎が原因の場合、磨かずにプラークを残すことで炎症がさらに悪化する可能性があります。
強くこする必要はありませんが、やわらかめの歯ブラシを使い、歯と歯茎の境目を丁寧に清掃することが大切です。
歯ブラシの力が強すぎても出血する
歯周病ではなくても、過度に強い力で歯磨きをすると歯茎を傷つけることがあります。
毛先がすぐ開く患者さんは、力を入れすぎている可能性があります。
強いブラッシングを長期間続けると歯茎が下がり、歯の根元が露出する原因になることもあります。
歯科医院では、患者さんに合った歯ブラシの当て方や力加減を確認することができます。
歯石が付いている場合は歯磨きだけでは取れない
プラークが唾液中の成分と結びついて硬くなったものが歯石です。
一度歯石になると、歯ブラシで落とすことはできません。歯石の表面はざらついており、その上にさらに細菌が付着しやすくなります。
歯周病治療では、専用の器具を使用して歯石やプラークを取り除きます。
他の原因で出血することもある
歯茎からの出血は歯周病だけが原因とは限りません。
口内炎や外傷、合わない被せ物などによって特定の場所が傷ついている場合もあります。
また、服用している薬や全身状態が出血しやすさに影響することもあるため、出血が続く場合は歯科医師に服薬状況なども伝えてください。
歯周病は痛みなく進むことがある
歯周病の怖いところは、初期には強い痛みが出にくいことです。
「血が出るだけだから」と放置しているうちに病気が進行することがあります。
松戸周辺で歯茎からの出血が続いている方は、歯医者で歯周ポケットや歯石の状態を確認してもらいましょう。
まとめ
歯磨きのたびに血が出る場合、歯肉炎や歯周病のサインである可能性があります。血が出るからといって磨くのをやめるのではなく、適切な方法でプラークを除去することが重要です。ただし、強すぎる歯磨きにも注意が必要です。松戸で歯茎からの出血が続いている患者さんは、早めに歯医者で原因を確認しましょう。
