2025-07-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
舌が痛いと食事がしづらかったり、話しにくかったりして、日常生活に支障をきたすことがあります。「何科を受診すればいいの?」「歯科で治せる?」と迷う方も多いのではないでしょうか。今回は舌が痛いときの原因と、歯科で対応できるケースについてご説明します。
舌が痛い原因
舌の痛みにはさまざまな原因があります。代表的なのは、口内炎や傷、やけど、義歯や被せ物の刺激、虫歯による歯のとがりが舌に当たる場合などです。特に舌の側面が歯で擦れて痛くなることは多く、松戸周辺でも多くの患者さんが「噛み合わせが原因かもしれない」と来院されます。
また、鉄分やビタミン不足、ストレスが原因で「舌痛症」という病気になることもあります。これは目に見える傷がないのに舌がヒリヒリ痛む状態です。舌痛症の場合は内科や心療内科など他科の受診が必要になることもあります。
さらに、舌に白い苔のようなものが付いて痛みを伴う場合は、カンジダ性口内炎などの感染症の可能性も考えられます。これも歯科で診断と適切な処置が可能です。ただし、潰瘍がなかなか治らなかったり、舌にしこりがある場合は口腔がんなどの重い病気が隠れていることもあるので、すぐに歯科や口腔外科で診てもらいましょう。
歯科で治せる舌の症状
歯科では、噛み合わせや虫歯、歯茎の状態が原因で舌が痛む場合の診断と治療が可能です。たとえば、尖った歯が舌に当たって痛む場合は、その部分を丸く削って舌への刺激を減らします。虫歯や被せ物が合わずに舌を傷つけているときも、適切に調整したり、再治療を行うことで症状を改善できます。
また、入れ歯が合わずに舌に傷ができることもあります。こうした場合は、入れ歯を調整して噛み合わせを整えることで痛みを防ぐことができます。舌にできた口内炎についても、歯科で薬を処方したり、レーザーでの処置で痛みを軽減できます。
ただし、舌の痛みが治らない、繰り返す、しこりがあるといった場合は、専門の口腔外科や大学病院を紹介し、より詳しい検査を行います。舌の痛みの原因は歯科で治せるものと、他科の診察が必要なものがあるため、気になる症状がある方は、まずは松戸の歯医者に相談してみてください。
まとめ
舌が痛む原因は、口内炎や傷、噛み合わせの問題、虫歯、歯茎の炎症など多岐にわたります。歯科で治療できるケースも多いため、自己判断せず、松戸周辺でお困りの方は一度歯医者に相談してください。適切な治療で早めに痛みを取り除き、快適な毎日を取り戻しましょう。