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舌に口内炎ができたら何科を受診?

2025-10-25

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
舌にできる口内炎は痛みが強く、食事や会話のたびに不快感を覚える方も少なくありません。「どこを受診したらよいのか」と迷われる患者さんも多い症状です。今回は、舌に口内炎ができたときに受診すべき診療科や原因・治療法について、歯科医師の立場から詳しく解説いたします。

▼舌の口内炎は歯科を受診

舌にできた口内炎は、まず歯科の受診をおすすめします。歯科医院では舌や歯茎などの口腔内全体を診ることができ、口内炎の原因を特定しやすいからです。

例えば、歯の噛み合わせや詰め物・入れ歯が舌にあたり、慢性的な刺激を与えることで口内炎が生じることがあります。この場合、歯医者で調整を行えば再発を防げる可能性があります。また、虫歯や歯周病により口腔内環境が悪化していると口内炎が治りにくくなるため、歯科的な治療やクリーニングも有効です。

さらに、歯科医院ではレーザーを用いた口内炎の治療や、うがい薬・塗り薬による処置も可能です。強い痛みで食事に支障がある患者さんや、繰り返し口内炎ができる方は、早めに受診されると安心です。

なお、口内炎と思っていたものがまれに舌がんなど別の疾患である場合もあります。2週間以上治らない、しこりやただれを伴うなどの症状があるときは、歯科で診察を受けたうえで必要に応じて口腔外科や耳鼻科に紹介されるケースもあります。

▼舌に口内炎ができる原因と治療法

原因

舌の口内炎にはさまざまな原因があります。

  • 物理的刺激:噛み合わせの不良や入れ歯・矯正装置の摩擦
  • 口腔内の不衛生:虫歯や歯周病があると細菌が繁殖しやすい
  • ストレス・疲労:免疫力の低下で口内炎が出やすくなる
  • 栄養不足:特にビタミンB群や鉄分の不足
  • 全身疾患の影響:糖尿病や自己免疫疾患の症状の一部として現れることも

治療法

治療の基本は原因に応じたアプローチです。

  • 局所処置:うがい薬や軟膏を用い、炎症を抑える
  • 歯科治療:噛み合わせや詰め物の調整、歯石除去で口腔内環境を改善
  • 生活習慣の改善:バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス軽減
  • 全身管理:持病が原因の場合は、主治医との連携が重要

多くの口内炎は1〜2週間で自然に治癒しますが、痛みが強いと食事が困難になり、栄養不足や体力低下につながることもあります。そのため、放置せずに松戸の歯医者へ相談することが望ましいでしょう。

まとめ

舌にできる口内炎は、まず歯科を受診することをおすすめします。歯科では歯茎や噛み合わせを含めた口腔内全体を確認でき、原因に応じた治療が可能です。原因はストレスや栄養不足だけでなく、虫歯や入れ歯の不適合など歯科的な要因も多く関係しています。2週間以上治らない場合は別の疾患の可能性もあるため、早めに歯科医院での診察を受けてください。

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