2026-07-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。舌の先端がヒリヒリしたり、食べ物が触れると痛んだりして、不安を感じている患者さんもいらっしゃるでしょう。舌の痛みは、傷や口内炎など一時的なものが多い一方、治療が必要な病気が隠れている場合もあります。今回は、舌の先端が痛む主な原因と、歯医者を受診する目安について解説します。
舌を噛んだ、やけどをした
舌の先端は動きが多く、前歯にも近いため、食事中に誤って噛んだり、熱い飲み物や食べ物でやけどをしたりしやすい部分です。傷が小さければ、刺激を避けて清潔に保つことで徐々に治ることが多いでしょう。
ただし、歯の欠けた部分や尖った詰め物が繰り返し舌に当たっている場合は、自然には改善しにくくなります。虫歯で歯が欠けていないか、被せ物に段差がないかを歯科で確認することが大切です。
口内炎ができている
舌の先端に白っぽく丸い潰瘍があり、触れると強く痛む場合は、アフタ性口内炎が考えられます。疲労や睡眠不足、ストレス、栄養状態の乱れなどをきっかけに現れることがあります。
多くは1~2週間ほどで改善しますが、痛みが強い場合や何度も繰り返す場合は、歯医者で相談しましょう。市販薬を自己判断で長期間使い続けるのではなく、原因を確認することが重要です。
口の中が乾燥している
唾液には、舌や歯茎などの粘膜を保護する役割があります。唾液が少なくなると舌の表面が傷つきやすくなり、先端にヒリヒリとした痛みが出ることがあります。
口呼吸、水分不足、緊張やストレスのほか、服用している薬の影響で口が乾くケースもあります。こまめな水分補給を心がけ、口の乾燥が続く場合は医療機関へ相談してください。
舌痛症の可能性
舌の見た目に口内炎や傷がないにもかかわらず、ヒリヒリ、ピリピリとした痛みが続く状態を舌痛症と呼びます。特に舌の先端や縁に症状が現れやすく、食事中は痛みが軽くなる患者さんもいます。
舌痛症は、ほかの病気がないことを確認したうえで診断します。噛み合わせや歯の接触、口腔乾燥、貧血、感染症などによる痛みと区別する必要があるため、自己判断は避けましょう。
舌がんを疑う症状とは?
舌の先端が痛むだけで舌がんと決まるわけではありません。舌がんは舌の左右の縁に生じることが多く、先端にできるケースは比較的少ないとされています。
ただし、2週間以上治らないただれや口内炎、硬いしこり、出血、しびれ、舌の動かしにくさなどがある場合は注意が必要です。痛みが軽くても、同じ場所の異常が続くときは早めに歯科や口腔外科を受診してください。
痛みがあるときの過ごし方
症状がある間は、辛い物、熱い物、酸味の強い物、アルコールなど、舌を刺激する飲食物を控えましょう。舌を歯ブラシで強くこすったり、気になって何度も触ったりすることも、傷を悪化させる原因になります。
松戸周辺で舌の痛みにお悩みの方は、まず歯医者で口内炎や歯の尖り、噛み合わせなどを確認することをおすすめします。必要に応じて、専門の医療機関をご案内することもあります。
まとめ
舌の先端の痛みは、噛み傷ややけど、口内炎、乾燥、歯の尖り、舌痛症など、さまざまな原因で起こります。刺激を避けても改善しない場合や、ただれ、しこり、出血などが2週間以上続く場合は、放置せず受診しましょう。松戸のなないろ歯科クリニックでは、お口全体を確認し、症状に応じた対応をご案内します。気になる変化がある患者さんは、お早めにご相談ください。
