2026-03-01

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
テレビやSNSで見かける芸能人の白く整った歯を見て、「セラミックにすると神経を取る必要があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。松戸で歯医者をお探しの患者さんからも、同様のご相談をいただきます。本コラムでは、セラミック治療と神経の関係について、歯科医師の立場からわかりやすく解説します。
▼芸能人のセラミック歯の神経について
■ セラミック治療=神経を取る、は本当?
結論からお伝えすると、セラミック治療をするからといって必ず神経を取るわけではありません。
歯の神経(歯髄)は、歯の内部にあり、栄養や感覚を担う大切な組織です。健康な歯であれば、できる限り神経は残すのが基本方針です。松戸の歯科医院でも、不要な抜髄(神経を取る処置)は行いません。
ただし、次のような場合には神経の治療が必要になることがあります。
・重度の虫歯で神経まで感染している
・すでに強い痛みや炎症がある
・過去に神経を取った歯を再治療する場合
芸能人のケースでも、もともと虫歯や破折があり、やむを得ず神経を取ってからセラミックをかぶせていることはあります。
■ なぜ「神経を取る」と言われるのか
芸能人の歯が大きく色や形を変えている場合、歯を大きく削っている印象があるため、「神経を抜いているのでは」と考えられがちです。
確かに、歯並びや色を大きく改善する目的で、歯を多く削るケースでは、神経に近づくことがあります。しかし、現在の歯科治療では、可能な限り歯質を温存する考え方が主流です。
歯を削る量が多いほど、神経への影響や将来的なトラブルのリスクは高まります。神経を取った歯は、変色や破折のリスクが上がるため、慎重な判断が必要です。
■ 神経を取るデメリットとは
神経を取ると、痛みは感じなくなりますが、それは歯が「弱くなる」という側面もあります。
・歯がもろくなりやすい
・歯茎との境目に炎症が起きやすい
・噛み合わせの負担に弱くなる
特に噛み合わせの力が強い方では、神経を取った歯にヒビが入ることもあります。そのため、松戸の歯医者でも、安易に神経を取ることはありません。
▼セラミック歯は神経を取らなくても治療可能
■ 神経を残したままのセラミック治療
軽度から中等度の虫歯や、見た目の改善を目的とした治療では、神経を残したままセラミックを装着することが可能です。
たとえば、
・小さな虫歯を除去して詰め物(セラミックインレー)にする
・前歯の色や形を整えるラミネートベニア
・神経に達していない範囲での被せ物治療
このようなケースでは、神経を温存できます。
大切なのは、歯の状態を正確に診断することです。レントゲンや口腔内診査を行い、神経の状態を見極めたうえで治療計画を立てます。
■ 神経を守るためにできること
神経を守るためには、虫歯を早期に発見し、進行させないことが重要です。痛みが出るまで放置すると、神経治療が必要になる可能性が高まります。
また、噛み合わせの調整も重要です。過度な力が一部の歯に集中すると、神経にダメージが及ぶことがあります。
松戸で歯科をお探しの方は、見た目の改善だけでなく、長期的に歯を守る視点を持った歯医者選びをおすすめします。
まとめ
芸能人のセラミック歯が必ずしも神経を取っているわけではありません。現在の歯科治療では、可能な限り神経を残すことが基本です。松戸でセラミック治療をご検討中の患者さんは、見た目だけでなく歯の健康や噛み合わせまで考慮した治療を選ぶことが大切です。気になる点があれば、歯医者で早めにご相談ください。
