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親知らずの抜歯後に痛すぎるときはどうする?

2025-11-24

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。
親知らずの抜歯後に「痛すぎて眠れない」「腫れがひどい」と感じる方は少なくありません。痛みには必ず原因があり、適切な対応をとることで早期に回復が見込めます。今回は、抜歯後に痛みが強く出る理由と、その対処法について松戸の歯医者が詳しく解説します。

親知らずの抜歯後に痛すぎる理由

● 抜歯直後の自然な炎症反応

親知らずの抜歯は、他の歯に比べて外科的な処置が必要なことが多く、抜歯後には歯茎や骨の組織が一時的に炎症を起こすのが自然な反応です。特に下顎の親知らずは骨に埋まっている場合が多く、抜歯の際に骨を削ることもあります。そのため、数日間は痛みや腫れが出るのは正常な経過といえます。

● ドライソケット(治りが悪い状態)

通常、抜歯後は歯の穴(抜歯窩)に血の塊ができ、傷口を保護します。しかし、うがいのしすぎや喫煙などでこの血餅が失われると、**骨が露出して激しい痛みが続く「ドライソケット」**になります。この場合、ズキズキとした強い痛みが数日以上続くことが多く、歯医者での処置が必要です。

● 細菌感染による痛み

抜歯後の清掃が不十分だったり、虫歯や歯周病の細菌が侵入したりすると、傷口が感染を起こし腫れや痛みが悪化します。熱をもったようにズキズキ痛む、膿が出る、口が開けにくいなどの症状がある場合は、早急な受診が必要です。

親知らずの抜歯後に痛すぎるときの対処法

● 冷やすタイミングを見極める

抜歯後すぐの強い痛みや腫れには、清潔なタオルで包んだ保冷剤で軽く冷やすのが効果的です。ただし、長時間冷やしすぎると血流が悪くなり治りが遅れるため、15分ほどを目安にしましょう。痛みが落ち着いてきたら温めないように注意します。

● 痛み止めの正しい服用

歯科で処方された鎮痛薬は、痛みが出る前に早めに服用するのがポイントです。痛みを我慢してから飲むよりも、炎症を抑える効果が高まります。自己判断で市販薬を追加する場合は、薬の重複に注意し、医師や薬剤師に相談しましょう。

● 口腔内を清潔に保つ

抜歯した部分に食べかすや汚れが残ると感染のリスクが高まります。抜歯当日は強いうがいを避け、翌日以降は優しくうがいをして清潔を保ちましょう。歯ブラシも歯茎に直接当てないようにしながら、周囲の歯を丁寧に磨くことが大切です。

● 我慢せず歯科医院を受診

痛みが3日以上強く続く、腫れがどんどん広がる、発熱を伴う場合は、歯医者に早めに相談してください。必要に応じて抗生物質や洗浄、鎮痛処置を行い、回復を早めることができます。松戸のなないろ歯科クリニックでも、抜歯後の経過チェックを丁寧に行っています。

まとめ

親知らずの抜歯後の痛みは、自然な炎症反応やドライソケット、感染などが原因で起こります。冷やし方や痛み止めの使い方、口の清潔を保つことが重要です。痛みが強いときや長引く場合は我慢せず、松戸の歯医者・なないろ歯科クリニックにご相談ください。安全で快適な回復をサポートいたします。

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