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1期治療と2期治療の違い【小児矯正】

2025-01-21

皆さん、こんにちは。松戸のなないろ歯科クリニックです。

今回は、小児矯正における「1期治療」と「2期治療」の違いについてお話しします。お子さんの成長や噛み合わせに影響する矯正治療は、適切なタイミングでの開始がとても大切です。この記事では、それぞれの治療の特徴について詳しく解説していきます。

1期治療の特徴

1期治療は、お子さんの成長期に行う矯正治療です。主に6歳から12歳ごろ、乳歯から永久歯への生え変わりが進む時期に実施します。この治療の目的は、正しい歯並びや噛み合わせの土台を作ることです。

具体的には以下のような特徴があります。

  1. 顎の成長をコントロール お子さんの骨格は成長途中にあります。そのため、1期治療では矯正装置を使って顎の成長を適切に誘導します。これにより、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保します。
  2. 噛み合わせの改善 噛み合わせが悪い状態が続くと、歯茎や顎に負担がかかり、将来的に虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。1期治療では、このような問題を未然に防ぎます。
  3. 癖の改善 指しゃぶりや舌の癖など、歯並びに影響を与える行動を矯正します。これにより、将来的な歯並びの乱れを防ぐことができます。
  4. 簡易的な装置を使用 1期治療では、部分的な矯正装置やマウスピース型の装置を使用することが多いです。これにより、お子さんの負担を最小限に抑えながら治療を進められます。

2期治療の特徴

2期治療は、永久歯が全て生え揃った後、主に12歳以降に行う矯正治療です。この治療は、1期治療を行った場合も行わない場合も適用されることがあります。永久歯の歯並びや噛み合わせを最終的に整えることが目的です。

以下は、2期治療の主な特徴です。

  1. 永久歯の歯並びの改善 永久歯が生え揃った後でも、歯並びや噛み合わせに問題が残ることがあります。2期治療では、ブラケットやワイヤーを使用して歯を正しい位置に移動させ、理想的な歯並びを実現します。
  2. 審美性の向上 きれいな歯並びは、笑顔や表情に自信を与えます。2期治療では、歯の見た目も考慮し、バランスの取れた口元を目指します。
  3. 高度な装置を使用 ブラケットやインビザラインなど、精密な調整が可能な装置を使用します。患者さん一人ひとりの歯の状態に合わせて治療計画を立てます。
  4. 長期間の治療が必要 2期治療は、1期治療と比較して治療期間が長くなることがあります。通常、1年半から3年程度が目安です。定期的な歯医者への通院が求められます。

まとめ

1期治療と2期治療には、それぞれ異なる目的と特徴があります。1期治療は成長期を活用して顎の発育を助け、2期治療は永久歯の歯並びを整えます。松戸のなないろ歯科クリニックでは、お子さん一人ひとりの成長や状況に合わせた適切な治療をご提案します。お子さんの歯並びや噛み合わせに関するお悩みがありましたら、ぜひ当院にご相談ください。


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