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スタッフブログ

Vol.3🦷✨

2023-11-04

前回はフッ素の種類についてでした。

今日はフッ素の濃度についてです✨

 

 

Vol.3フッ素濃度


「フッ素の推奨濃度」について知っていますか??

フッ素濃度は”ppm”という単位が使われています。

1ppmは100万分の1%

1,000ppmでは0.1%の濃度ということになります💡

 

実は2023年1月から歯磨き粉のフッ素濃度

推奨基準が変わりました!

 

フッ素入り歯磨き粉は年齢に合わせ適した濃度のものを使用することが推奨されています。

 

推奨濃度はこちら👇

歯が生えた~2歳 1,000ppm 米粒程度

3~5歳   1,000ppm グリンピース程度

6~成人   1,500ppm ブラシ全体(2㌢)程度

(4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法より引用)

 

変更前は…

歯が生えてから5歳までは500ppmを推奨していました。

全体的に推奨する濃度・使用量がUPしました!

ppmという単位に注目して

次回から歯磨き粉を選ぶときの参考にしてみてください👀

当院で使用しているフッ素は9,000ppmという市販物の6~7倍のものになります!

「え…?そんなに高濃度なもの

子供の歯に塗って大丈夫なんですか?」

 

予防処置中に聞かれることがありますが、

結論から言うと問題ないです

 

例えば、欧米諸国では日本とくらべ更に高濃度のフッ素が使用されています。

ドラックストアなどでも5,000ppmの歯磨剤。歯科医院では22,600ppmのフッ化物バーニッシュを使用。

水道水にフッ素が添加されている国もありますΣ(・ω・ノ)ノ!

このように高濃度フッ素を取り入れているにも関わらず薬害報告はありません。

さらに、この国々では日本よりもはるかに高い虫歯予防効果を上げています。

 

これらの高濃度フッ素はWHO(世界保健機関)が各国に推奨していますが、

日本ではまだ達成されていないのです…😢

 

しかし全ての物質がそうであるようにフッ素も過剰に摂取すれば中毒を起こします。

私たち衛生士は

勉強し国家資格を得たプロです。

用量を守り安全に虫歯予防のお手伝いをさせていただいていますのでご安心ください♪

 

ところで、フッ素は歯科医院や歯磨き時間以外の日常生活に取り入れられることを知っていますか??

わかめや昆布などの海藻類やイワシ、エビなどの海産物。緑茶や牛肉。ジャガイモやリンゴ。

普段何気なく食べている食品にも含まれているのです!でも食品だけからだと不足気味。。

なので、毎日の歯磨きや定期的なフッ素塗布で虫歯予防を心がけましょう🌈


次回もフッ素に関して記事を書いていきます✍

 

余談になりますが…

小・中学生の4割が歯肉炎というデータが…!!

(厚生労働省「歯科疾患実態調査」より)

歯肉炎”は自覚症状がなく、お子さん自身では気が付きにくいです。

出来れば親御さんが仕上げ磨きをして歯ぐきからの出血はないか?

赤みを帯びているところはないか?などチェックできるのが理想ですが…

思春期のお子さんたちはおそらく仕上げ磨きを嫌がる…💦

そんな時はぜひ検診でいらしてください!

正しい歯ブラシの動かし方、

歯肉炎の治し方をお伝えします✨

歯肉炎は放っておくと歯周病の原因にもなりますので気を付けましょう!

 

長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました🐣

to be continude…


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