当院の矯正担当医は、矯正治療はもちろん、一般歯科(虫歯・歯周病)の治療も出来ます。また、子どもの矯正、大人の矯正とも経験とノウハウがあるため様々なアドバイスが可能です。
目次
・当院の「歯の矯正の種類」と「メリットデメリット」
・矯正担当医が解説!当院での歯の矯正「ポイント3つ」
・「子どもの矯正」プチインタビュー
・「大人の矯正」チェックポイント
当院の「歯の矯正の種類」と担当医が教えるメリットデメリット
1ワイヤー矯正
矯正といえば、これ!という針金を使った矯正器具です。取り外しができない分、歯磨きは大変ですが、確実に矯正治療を進められます。
【当院矯正医のコメント】
☑24時間つけているので、矯正医がコントロールしやすい
☑お茶やジュースも飲める(マウスピースの場合NG)
☑つまみ食いもできる(マウスピースの場合NG)
☑矯正の器具が気になる場合、白いブラケット(ワイヤーを止める金具)を用い目立たなくすることも可能
3マウスピース矯正(インビザライン※1・アソアライナー)
透明なマウスピースを使って歯の矯正をします。取り外しができ、マウスピースを入れていてもほぼ気付かれません。詳しくは、こちら(https://matsudo-haisha.dental/care/mouthpiece/)のページをご覧ください。
【当院矯正医のコメント】
☑矯正の進みは本人次第(1日20時間以内装着必要)⇔取り外しができるので歯磨きしやすい
☑マウスピースを付けているときは、お水しか飲めない(お茶もNG、甘いものはNG)⇔成人女性は「ダイエットにいいわ」といいます
※1マウスピース型矯正装置 (インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。 ※2マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。 ※3国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。 ※4マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として承認を受けております。 ※5マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の歯科矯正装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
2床矯正(しょうきょうせい)※主に子供向けです
ピンク色の部分にあるネジを使って、少しずつアゴの骨を広げていく矯正の方法です。主に、夜寝るときだけ使用します。成長や生え変わりのタイミングを使い、短期間で費用を抑えて治療できます。受け口の場合、小学校に上がる前がタイミングの目安です。
床矯正(しょうきょうせい:アゴを広げる矯正)だと、前歯の4本が生え変わる時期にはスタートしなければなりません。
大人の歯が正しい噛み合わせになるために、長期的な計画を立て、効果的に治療のために適切な時期に治療することが大切です。
※当院では、院長が担当いたします。
矯正担当医が解説!当院の矯正歯科「ポイント3つ」
1カウンセリングでじっくり話し合い、選択肢を患者さんに選んでもらいます
患者さんとお話しながら、年齢に合ったものを選んでいきます。マスクを外すと、実はお母さんとお子さんが同じ歯並びをしていることもあります。歯並びが遺伝しているか?を診るために、おじいちゃんおばあちゃんの話まで聞きます。
例えばアゴが長い人の場合、「おじいちゃんがそうでした」ということも多いです。そのような細かい話まで、カウンセリングで聞いて診査診断します。
3矯正治療中の虫歯は、見逃しません
矯正中は、ワイヤー矯正もマウスピース矯正もカリエス(虫歯)になるリスクが高まります。当院矯正歯科医は、一般歯科の治療もするため矯正しながら虫歯があるかどうかも必ずチェックし、見逃しません。そして当院は一般歯科医も在籍、虫歯が同じ院内で治療することが出来る「チーム医療」を実践しています。
4「イーライン」も考えています
「横顔と鼻の先」と「アゴの先端を」つないだ線がイーラインです。下唇はすこし当たる、上唇はつかない、それが一番美しいイーラインです。当院の歯の矯正では、機能面はもちろんイーラインも考慮した矯正を行います。
矯正担当医「児島(旧姓野本)先生」に聞いてみた
「ネットにも様々な情報があり、どれを信じていいのか分からない」
特にお子さんの矯正については、親御さんは気になるところではないでしょうか?実際のところどうなのか?当院矯正担当医に、プチインタビューをしました。
―子どもの矯正って、いくつくらいまでが子供という扱いなのでしょうか?
当院では「10歳まで」が「子供の矯正」というスタンスです。11歳以降(5年生)だと、早い子は歯が全部生え変わっています。
一方、中2でもまだ乳歯がある子もいて人それぞれです。だいたい10歳11歳を境に一般矯正、つまり大人の矯正に移ってくることが多いです。
―「ここら辺が一番いい時期」というのはありますか?
私は中学生に入ってからと考えています。その理由は、骨が柔らかい、外見的に気になる高校生だと恥ずかしいとやりづらい、来なくなることもあるからです。
恥ずかしくなる前の中学校時代で終わると、キラキラした高校生ライフが過ごせるのではないか?と思います。遅くても高1までに(矯正の装置を)外してあげたい。キラキラした高校生ライフのための矯正にしたいなと思っています。私も矯正やっていたのですが、本当に長かったのです、、、
―先生も歯の矯正していたのですね。いつやっていたのでしょうか?
小学校1年からスタートして、外れたのは20歳くらい。そこまで長くなった理由は、「早すぎるタイミング」と「言うことを聞かなった」ということです。当時は「チンキャップ」という器具を使っていましたが、いろいろつらくて、、、
私のおすすめは、乳歯の交換が終わりある程度成長が見えてきた頃、小学校6年から診せていただき、中3までに外して、高校は明るい未来になってほしいなと。
歯並びが気になる時にはもうキレイになっている。思春期には、歯並びがキレイな方がいいじゃないですか?タイミングを見極めていきたいです。その辺を、ご両親と本人とお話しして選んでもらう。
お母さんたちも焦って来院されますが、ちょっと待って、ということも言います。
「大人の矯正」チェックポイント
「ずっと歯並びがコンプレックスだった」
「大人でも矯正できるって聞いた」
当院でも最近、歯の矯正を希望される大人が増えています。実際のところはどうなのでしょうか?一般歯科医である正清先生と矯正担当医に「実際のところ」を聞いてみました。
1まず歯周病・カリエス(虫歯)を治してからスタートします
【一般歯科医 正清先生コメント】
自分へのご褒美として40代以降に歯の矯正をスタートする方がいます。その場合、まずは歯周病を治してから安定して、初めて矯正に移ることをお勧めしています。
歯が動くとことで、歯周病は悪化します。
カリエス(虫歯)の処置も、ペリオ(歯周病)の処置も全部終わってから矯正治療スタートがベストです。当院は、虫歯や歯周病を治す「一般歯科」も「矯正歯科」も全部1か所で出来ます。虫歯が出来ても、装置を外して治療できます。虫歯があるままで、無理に進めていかないので大丈夫です。
2矯正期間が長くなる可能性の「理由」をお伝えします
【矯正医コメント】
大人の矯正は、歯周病が進んでいて装置を付けると歯がグラグラになることもあります。ですので「小学生の矯正する力の半分くらいでやるので、期間が長くなる」と話をします。2年半で終わるのが3年半かかることを覚悟していただくケースもあります。
「ずっと自分の歯で食べたい」「見かけが開いていたのでずっとやりたかったけど、出来なかった」「いつか私もやりたいと思っていた」
そのようなご希望を叶えるために、大人の矯正はなるべく早めにスタートしてほしいです。
どういう流れで治療するの?
カウンセリング
カウンセリングをして、おおまかな治療計画・予測、治療期間をお伝えします。
不安なこと、わからないこと、お気軽にお話しください。
検査
お顔の写真・口腔内写真・パノラマ写真・歯型取りをします。
検査の説明
検査結果を踏まえて、どの方法で進めるか等の治療計画をご説明いたします。
治療開始
毎月通院していただき、進み具合の確認と歯のクリーニングを行います。
矯正治療の終了
動かした歯は後戻りしようとするので、後戻りしないよう1年間は保定装置を使います。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ伝わらないことがいっぱいあると思います。
まずは、わからないこと、お聞かせくださいませ。