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こどもの歯について(小児歯科)

こどもの歯について(小児歯科)

子供の歯はどうしても虫歯にしたくないんです!

私も子供がいますのでよくわかります!
その昔、小学校に上がる前の子供の9割に虫歯があったという時代もありました。

でも虫歯があるって、学校から手紙貰ってきちゃったんです・・・。

虫歯があったら、まず治療しましょう。
そのあと、虫歯にならないための予防歯科を進めましょう!
虫歯予防に歯医者さんへ通えば、歯医者さんが怖いところではなく、歯がピカピカツルツルになって気持ちのいいところになりますよ。

なるほど!

当院は「歯で苦労しない人生」を目指しています。
そんな人生のお手伝いができれば、本当にうれしいです!
幼稚園教諭も在籍していますので、安心していらしてください。
それと、インタビューも読んでもらえると嬉しいです!
具体的にどんな風に治療するか、一緒に見ていきましょう。

院長インタビュー
理事長インタビュー

はい!

1. 子供の歯、どう治療するの?

step1 お口の中を拝見します

まずお口の状態を視診します。
レントゲンを撮ると、これから生える永久歯の様子も分かります。

step2 お父さんお母さんお子さんとお口の状況を共有します

現状を親御さんとお子さんと共有し、どんな治療が必要か?をご説明いたします。
分からないことがなくなることで怖さも減りますので、どんどんご質問ください。

step3 治療をします

少しでも怖さが減るように、治療の内容をお知らせしながら治療を進めます。
お子さんの気持ちにも、痛くない治療にも、寄り添って治療を進めます。

step4 治療終了!予防歯科へ

よく頑張りました!
褒められるのは子供も大人もうれしいものです。
いっぱい褒めてあげてください。

2.この子の歯は絶対に虫歯にしない!
プロジェクト~子供の虫歯予防について

「かわいい我が子の歯が虫歯になるなんて、絶対に嫌!」
当院院長もお母さんですので、そう思っている親御さんの気持ち、よく分かります。
一緒にタッグを組んで「歯で苦労しない人生」を、大切なお子さんにプレゼントしましょう。きっと一生の宝物になります。

フッ素を塗ります

子供の歯も大人の歯も、生えたての歯はエナメル質が弱く虫歯になりやすいのです。
歯医者さんで塗るフッ素は、歯医者さん仕様で濃度の高いものです。このときに塗っておくと、効果抜群です。

シーラント

奥歯は溝が深く歯ブラシがうまくできないことで虫歯になりやすいのです。
その溝を埋めてしまおう!というのが「シーラント」です。
「え?健康な歯にそんなことして大丈夫?」はい、大丈夫です。
治療で使う「レジン」という白い材料を使うので、目立たず負担もかかりません。

歯の事を勉強する

「一生懸命仕上げ磨きしているのに、どうして虫歯になっちゃうのかしら」
そんなお母さんの話を聞いたことがあります。
虫歯や歯周炎、お口の健康について知ること=勉強することが、子供の歯を守る近道なのです。

虫歯にならないためどうしたらいいのか?
「甘いものを控えるといいのよね」
「良く噛むだほうがいいというけど・・・どうして?」

「どうして?」を知ることが大事なのです。
隗より始めよ・・・まずはお父さんお母さんが虫歯の正体をあばいて「攻略法」を勉強してください。
そして、お子さんと共有して下さい。
もちろん、当院で「虫歯の攻略法」、喜んでお教えします!

「虫歯をやっつけろ!」その攻略法ご紹介!

攻略法その1 マイナス1歳からの予防歯科

そもそも赤ちゃんのお口の中に、虫歯菌は存在しません。
周りの大人から移るのです。虫歯も歯周病も、まわりの大人からもらってしまう「感染症」なのです。
ならば!マイナス1歳=赤ちゃんが生まれる前に、周りの大人の虫歯菌をやっつけておけば、赤ちゃんに感染させてしまうリスクを抑えられます。
周りの大人の虫歯菌や歯周病菌をまずは減らしましょう。
虫歯をやっつけるための攻略法の第1歩です!

攻略法その2 感染の窓

「感染の窓?」
おおむね1歳半~2歳半の時にお口に虫歯菌が感染・定着しなければ、虫歯になりにくい人生を送れます。
どうして、そのタイミングで定着しなかったら虫歯になりにくい人生になるのでしょうか?
お口の細菌叢(さいきんそう:フローラ)が、この年に決まるからです。(腸内フローラがあるように、口内フローラもあるのです)

では、どうやったら赤ちゃんのお口に虫歯菌を感染定着させずに済むのでしょうか?大人の唾液が赤ちゃんのお口に入らないようにすればいいのです。
具体的には、下記の事に気を付けましょう。

  1. 大人とお箸やスプーンを共用しない
  2. 大皿で取り分けて食事をするとき、直箸(じかばし)はNG
  3. 口や口の周りにチューをしない
  4. 大人や他の子どもの口に手を入れさせない

攻略法その3 脱灰(だっかい)を防ぐ

よく歯磨き粉のCMで再石灰化という言葉を聞くと思います。
歯は、溶ける⇔再石灰化を繰り返しています。
歯が溶けている状態を「脱灰」といいます。
実は、歯の表面エナメル質は体の中で一番固い組織ですが、酸によって簡単に溶かされてしまいます。
口の中が酸性になるのは「飲食後」で、その状態が長く続く=ダラダラ食べ続けることや長い時間食べカスが歯に付着している事で、溶けてしまうのです。
再石灰化を促してくれるのは、実はよだれ(唾液)なのです。
よだれがお口のpHを中和するのです。
上記の図は、「ステファンカーブ」といって歯が溶け出す様子を表したグラフです。

強い酸性のもの(甘いものなど)を飲食すれば、再石灰化まで時間がかかります。
甘いものもダラダラ食べるのではなく、時間を決めて食べればいいのです。
虫歯の仕組みを知った上で、どのタイミングで、どんなものを食べてればいいのか?を知ることが大事です。

 



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